・いじめにあった小中学校
小学校3・4年の時に同級生から集団でいじめを受ける。物を隠され、小学1・2年生のクラスメイトだった同級生からも馬鹿にされる。
中学校に入学と同時に野球部に入部。中学2年生の時に野球部の同級生にいじめられ、同級生からプロレス技をかけられ、暴力をふるわれる。
※これを機に二度と部活に入らないと決める。また、「どうせ自分は何をやってもいじめられるダメな人間なんだ。」と自分を責め続け、自信をなくす。
・いじめられないように人に合わせるようになった高校生以降
小中学校のいじめの経験をもとにいじめられないように人の顔色をうかがい、人の意見に合わせるようになった。自分で考えて物事を進めることを放棄。
高校生の時に何か楽器をやりたいと思い、吹奏楽部に入部しようとするが、猛反対され、入部を断念。帰宅部で過ごす。
大学入学時も入りたいサークルがあったが、母親にケチをつけられ、2年間サークルに入らず。
※1人でいるのを好むようになる。
・社会人になり、職場いじめに合う。
自分を変えないとだめだ、服装から変えていかないとだめだ、お前は気が弱すぎる、女性から「私とケンカしたら私が勝ちそう」、「男のくせに」など傷つくことをたくさん言われる。
※「このままではダメだ、自分を変えないとだめだ!」、「しんどい!」と思い始める。
・28歳から心理療法などに通い初める
自分を変えようと催眠療法、話し方教室などに通いはじめる。
しかし、ありのままの自分を否定して、自分を変えようとしたため、しんどくなり、効果が出ず。
仕事では人に仕事を押し付けられても嫌と言えず、仕方なくやっていた。
・心理ウンセリングに出会う
44歳の時に心理カウンセリングに出会う。
自分の悩んでいることは、過去の家族とのかかわりが原因であることを知る。
「自分の意見を言うと親に否定されるため、家の中で親の言う通りに過ごしてきたため、学校・職場でもいじめられてきた」と自分の中で腑に落ちる。
そして、自分は愛されている存在ということに意識を向けると、「仕事を手伝ってくれる、助けてくれる人がいるんだ」ということに気付く。
※それまでは一人で何でもやろうという考えから、人に頼ってもいいんだと気付く。
・7カ月の心理セミナーに通う
49歳の時に7カ月かけて心理セミナーに通う。そこで自分自身を見つめ直す。
心理セミナーを通して、ありのままの自分を受け入れてくれる仲間にたくさん出会う。
ありのままの自分でもいいんだと気付く。
それ以降、落ち込むことはあっても自己否定しなくなる。
・現在
ありのままの自分にOKが出せない人が、「イキイキ自由に暮らせる」ようにカウンセリング活動を始める。